教員生活

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1990年代の大学教員人事(1)

私が就職した頃の話。1990年代前半に私は数学科の博士課程をD2で中退してある地方国立大に助教(当時は助手と呼んでいた)として採用された。学位(博士号)は当然ない。これは旧帝大級に限ったことかもしれないが、当時の数学の世界では、課程博士が取...
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医学部の神経内科医

前回は学内のイベントで医学部の脳外科医と接する機会(医学部の脳外科医)があったことを書いた。今回は私が医学部の教員に診察を受けた話である。一過性黒内障という視野の半分が突然欠損するという病気に悩まされていた。当然ながら初めて症状がでたときは...
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医学部の脳外科医

「脳外科医 竹田くん」を読んで自分が勤めていた大学の脳外科医を思い出した。技量については分からないが、思想がやばそうだった。参加していた医学部の学生も同様だった。私の勤めていた地方国立大は一応は総合大学で医学部もあった。全学で学生との交流を...
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女性教員の採用について

大学の教員公募で女性教員に制限したり、女性教員を優先するものが時折見られる。文科省の要望であり、協力を申し出るとそれなりに支援金がいただけるようだ。本学も参画して資金をいただいていた。本学で実際に目にしてきたことをちょっと書いてみる。地方大...
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大学教員の職階

助教授という職階を聞いたことがあるだろう。トリックの上田先生も初登場時は日本科技大の助教授だった。ある時期から助教授は准教授と呼ばれるようになった。一般の方には馴染みのない大学の職階について語ってみる。職階名称に変更があったのは 2007年...